チャットレディと確定申告。していないとどうなる?経費計上で節税する方法

チャットレディと確定申告。していないとどうなる?経費計上で節税する方法 スタッフブログ

最終更新日: 2025年02月10日

チャットレディとして一定以上の収入を得ている場合、確定申告が必要になるケースがあります。ところが、「副業だから申告しなくてもいいのでは」「経費になるものがよくわからない」などの理由で確定申告を先送りにしている方もいらっしゃるようです。収入額が基準を超えるのに申告をしないままでいると、後から税務署から指摘を受ける可能性があります。追徴課税や延滞税が発生すると、想定より大きな出費を求められるかもしれません。

とはいえ、経費に計上できるものを正しく把握しておけば、課税対象となる所得を抑えられることがあります。チャットレディの仕事にかかる費用は意外と多いため、こまめに領収書を保管しながら、どれが経費にあたるのか知っておくことが大事です。特に在宅型は配信環境を整える機会が多く、経費の管理が自己判断になりがちなので、知識の差がそのまま税負担にも影響します。

目次

確定申告が必要になるケース

まずは、どのような条件で確定申告が必要になるのかを確認しておくと安心です。チャットレディを本業としている場合も、副業として取り組んでいる場合も、年間の所得や副業収入が一定のラインを超えると申告義務が生じます。

年間の所得が48万円を超える場合

チャットレディとしての報酬から、経費を差し引いた金額が所得になります。1年間の合計所得が48万円を超えると、所得税の申告が必要です。届出をしなくてもバレないと思われがちですが、銀行口座の入出金情報やマイナンバーによって収入が把握されるケースもあるので注意が必要です。

会社員の副業で20万円を超えた場合

本業の給与所得がある会社員の方は、「副業の所得」が年間20万円を超えると確定申告が必要です。「所得」とは売上ではなく、売上から経費を差し引いた額を指します。副業だから申告しなくていいと思っていても、収入が基準を超えると無申告状態となり、後から税務署から指摘されるリスクがあります。

無申告でいるリスク

確定申告をしないまま収入を得続けていると、あとでまとめて税金や罰則が請求される可能性があります。延滞税や無申告加算税が発生すると、大きな出費になってしまうこともあるため、思わぬ負担を避けたい方は早めに手続きに取り組むのがおすすめです。

経費計上で節税する方法。チャットレディの仕事で経費になるものの一例

チャットレディとして配信するうえで発生する費用は、条件を満たせば経費として計上できます。ただし、何を経費として認められるかの判断は思いのほか難しく、初めて確定申告をする方は戸惑うことも多いようです。適切な経費計上のためにも、購入時の領収書やレシートはきちんと保管しておくことをおすすめします。

1. 機材や設備

パソコン、スマートフォン、ウェブカメラ、マイク、照明など、配信に欠かせないツールは経費として考えられることが多いです。購入金額が10万円以下であれば、基本的にその年に一括で経費計上が可能になります。(10万円を超えるような機材は「減価償却」が必要になります)

2. 通信費や電気代

在宅で配信を行う場合、インターネット回線やモバイルWi-Fiの費用も仕事に関係する分を経費にできることがあります。スマートフォンの通信プランも、業務で使うデータ量の割合に応じて経費になる可能性があります。ただし、プライベートで使用する分と完全に分けられない場合は「按分」して計算するのが一般的です。同様に、照明をつけっぱなしで配信する時間が長いなら、電気代の一部も経費にできるかもしれません。

3. 衣装やメイク用品

配信で着用するコスチュームやメイク道具も、仕事用という名目であれば経費として認められることがあります。ただ、日常的に使っている服やコスメはプライベートと混同されがちなので、専用の衣装やメイク用品を用意しておくと申告時に説明しやすいです。

4. 事務用品・ソフトウェア

手帳やノート、チャットレディとしての記録をつけるために使用する文房具、確定申告用の会計ソフトなどは、仕事に欠かせないツールとみなされることが多いです。月額制のサービス料や、クラウド会計ソフトの利用料などは、継続的な経費としてまとめて管理すると申告がスムーズになります。

5. 交通費や出張費(通勤型の場合)

通勤型チャットレディで事務所に出向く際の交通費は、業務に必要な移動とみなされれば経費にできます。交通費が出ない事務所もなかには存在するため、バスや電車、場合によっては深夜などにタクシーを使った場合も、仕事での利用なら領収書を保管しておきましょう。通勤の回数が多いとまとまった金額になることもあるため、見逃さないように注意してください。

これら以外にも、配信に関連する費用として、お客様とのコミュニケーションを深めるためのゲーム課金やヘアセットなども経費として認められる可能性があります。

*経費計上のルールは個人の状況や税務署の判断によって変わるため、不明点がある場合は税理士に相談してみると確実です。

在宅チャットレディで苦労しやすい場面

自宅を拠点に活動する場合、確定申告に関して自分だけで判断しなければならない場面が多くなります。たとえば、インターネット回線や電気代をどの程度まで経費に計上できるのか、衣装やコスメを購入した際の領収書をどう整理すればいいのかなど、迷う場面は少なくありません。相談できる相手が近くにいないと、自己流で処理してしまいがちです。

在宅配信は働きやすさがある反面、日々の経費管理もほぼひとりで行う必要があります。使ったお金を見落としてしまったり、プライベートな出費と仕事の出費が混同してしまったりすると、申告時に正確な数字を出しづらくなることがあります。また、家の事やほかの業務と並行して配信をする中で、領収書やレシートをまとめる作業を後回しにしてしまい、いざ確定申告のタイミングが来たときに慌てる例も見受けられます。

「経費にできるかどうか」を自力で判断する際に、曖昧なラインが生じやすい点も在宅の難しさといえます。業務目的のコスチュームやメイクアイテムだと思って買っても、実際には日常でも使っているなら、使用割合を明確に示さなければならない場合があります。通信費や電気代も同様に、仕事と私用の区分けが曖昧だと、税務署に尋ねられたときに対応が難しくなることがあります。

こうした不安を放置すると、「いつか税務署から連絡が来るのでは」という気持ちになり、お仕事に集中できなくなる方もいます。事前に税務関連の本を読んだり、オンラインで情報を調べたりして予習する方法もありますが、いざ実務となると専門的な知識を必要とする場面が出てくるかもしれません。サポートを受けられる環境を選ぶか、少なくとも周囲に相談できる仲間を作っておくと安心です。もし「自力で申告するのが不安」という方は、サポート体制がある事務所を検討してみるのもひとつの方法です。

確定申告や経費管理がしやすい通勤型の魅力

通勤型のチャットレディとして働く場合は、在宅よりも確定申告に関する情報が得やすいという利点があります。事務所には同じようにチャットレディとして働く仲間やスタッフがおり、経費の扱いについて話をする機会が増えるため、実際に確定申告を経験している方から具体的なアドバイスをもらえれば早く悩みを解消できるかもしれません。

また、通勤型なら事務所が配信機材や通信環境を用意しているため、自分で高額な設備を購入する必要がありません。カメラや照明などの管理費用が発生しないので、経費として計上する機材費そのものがなくなります。交通費については業務のための移動と考えられるため、領収書やICカードの履歴を残しておけば経費として認められる可能性が高いです。

事務所によっては、税理士と提携しているケースや、確定申告時に相談会を開いてくれるところもあります。こうしたサポートを活用すると、在宅では抱え込みがちだった経費の区分けや書類作成について、実務に即したアドバイスを受けやすくなります。チャットレディ未経験の方や、副業で始める方は、どのくらいの所得が申告の対象になるのか、どの費用が経費として認められるのかイメージしにくいことがあるため、最初から相談先がある環境は心強いものです。NMRグループでは専任の税理士と提携し、年間を通じて確定申告の相談を受け付けています。確定申告の時期には個別相談会も実施しており、一人ひとりの状況に合わせた丁寧なサポートを心がけています。

環境を変えるならいま!NMRグループで1日体験入店してみませんか?

チャットレディの仕事や働き方に不安がある方は、まずは1日体験入店を活用してみましょう。実際の配信ルームで通勤型ならではの雰囲気を体験できるだけでなく、事務所のスタッフに直接質問することで、収入の仕組みや経費管理についても具体的なアドバイスを得られます。体験入店を通じて将来の働き方をイメージできれば、より効率的な収入アップを目指せるはずです。

1日体験入店時に必要なもの

体験入店には以下の2点をお持ちください。履歴書は不要です。

  • 顔写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、顔写真付き学生証のいずれか)
  • 印鑑(日払い報酬の受け取り時に必要)

見学や体験入店のご相談は24時間受け付けています。「どんなチャットルームなのかまずは見てみたい」「お話だけでも聞いてみたい」という方も歓迎です。経験豊富なスタッフが不安や疑問に丁寧にお答えしますので、お気軽にお問い合わせください!