あかねさんに秋葉原店スタッフが直撃インタビュー！

秋葉原店で実際に働いている女の子の声　あかねさん（22歳）

秋葉原店で働くあかねさんのインタビューです。
「好きなコスプレができるチャットレディは天職です!!」

正直、始める前は「趣味と仕事は別々がいいんじゃない？」って思ってた部分もあったんです。趣味を仕事にしたら、好きなものが嫌いになっちゃうんじゃないかって不安というか……。でも今は、好きなことを仕事にできてるって実感があります。

人気キャラのコスプレは競争率が高いし、常に新しいネタを考えないといけない。でも、そういうプレッシャーさえも、私にとっては楽しいチャレンジになってます！

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あかねさんにお仕事インタビューしちゃいます！

チャットレディをはじめたきっかけは？

コスプレオフ会でチャットレディをしてる子と知り合って、「え、コスプレしながら稼げるの？」って興味津々だったんです。その子が「あかねちゃんなら絶対向いてるよ！」って言ってくれて。

たしかに接客経験あるし、コスプレも好きだし、趣味の延長でお金が稼げるなら、これって天職かも？って思って、そこからは質問攻めでした……（笑）特に心に刺さったのが、「推しグッズ全部揃えられるよ」って言葉ですね。当時、バイト代のほとんどを推しグッズに使ってて、それでも全然足りなかったんです。無課金で頑張っていたガチャにも突っ込めるなんて、もう天国じゃん！って（笑）

チャットレディの求人を探し始めたのはいつ頃ですか？その時の状況を教えてください。

雑貨屋で働き始めて1年くらい経った頃かな。腰が弱い遺伝なのか、立ち仕事で腰がパンパンになってて、毎日湿布生活でした（苦笑）そんなこともあり別の仕事を探していた最中で、オフ会での話も盛り上がっていたその場でNMRのお店を紹介してもらって応募しました。

チャットレディの求人に応募する前に、悩んでいたり、不安だったことはありますか？

特に不安はなかったですね。知り合いがやってるから、ってところもはじめるハードルは低かったかな。TikTokもやってたし、そんな感じかなって思ってました。強いて言えば、「オタクってどこまで需要あるのかな？」とか考えたくらいですかね（笑）

NMRを選んだ決め手は何でしたか？

レイヤーの子の紹介だったのでそこにしました。質の良いコスプレ衣装やウィッグもたくさんあって、家から持っていかなくていいのが決め手になりました。

面接当日、どんな気持ちで当店に向かいましたか？お店の面接の雰囲気はどうでしたか？

チャットルームってどんなところなんだろう、とまずは見学だけのつもりでお店に向かいました。実際に行ってみたら、チャットルームはすごく綺麗だし、スタッフさんも優しくて安心しました。あと、土地柄、レイヤー（注：コスプレイヤー）の子が多く入るお店とのことで、コスプレの有無でどれぐらい稼げるか詳しく説明してもらえたのが良かったですね。

働き始めたばかりのころは、どんな感じでしたか？不安はありましたか？

イベントで写真に撮ってもらうのとは全然違うんですよね。ライブチャットでは動くので、表情作りが意外と難しくて。はじめのうちは鏡の前で練習したり、動画撮って研究したり……そうしているうちに常連さんができ始めて、「次は何のコスプレにするの？」って楽しみにしてくれる人が増えていきました。

秋葉原店はどんな雰囲気ですか？事務所内やスタッフの印象はどうですか？

休憩時間が足りないくらい、毎日がオフ会気分です！報酬が少なくなっちゃうので、スタッフさんもチャットレディさんたちも、みんな我慢してると思いますよ（笑）でも、休憩室での話題がそのまま配信のネタになったりして、類は友を呼びお客さんを呼ぶんだな、と！

お店のサポートはどうですか？

「このキャラ、今ブームだから早めにコスプレ準備した方がいいよ」とか、先を見越したアドバイスをくれたり、レイヤー目線でのサポートが充実してて助かります。

お店の良いところを3つ挙げるとしたら、どんなところですか？

1. チャットルームがきれい
2. ボーナスがたくさん！
3. 衣装が豊富。オタク文化を理解してくれる環境です（笑）

ご家族に働いていることはバレてませんよね？

ノンアダルトジャンルなので普通に言ってます。給料明細見せたら「おお」って感じで。母なんか「私も若かったらやってみたかった」なんて言い出して、「ちょっとやめてｗ」って感じで話してました。「成人式のときの着物、コスプレに使ってみたら？」みたいなアイデアもくれて、正直その発想はなかったので目から鱗でした。

初めてのお給料日は、何に使いましたか？

お給料を見たら……一瞬で浮かれちゃいました。ちょっと考えたんですけど、結局全部、趣味兼仕事に関係することに使うことにして、普段なら「高すぎ！」ってためらうような衣装だったんですけど、この時ばかりは「仕事のため！」って言い訳して衣装を買ったらこれが一種の投資になって、高クオリティな衣装で差別化できるようになりました。

お給料についてはどうですか？前職と比べて、今の収入に満足していますか？

「これマジ？」ってビビりましたよ！　思えばこの収入って、私の「楽しい！」をお客さんが評価してくれた結果なんですよね。お給料は確かに魅力的だけど、それ以上に、自分の価値を認めてもらえる喜びのほうが大きいかもしれません。毎月札束を持ったとき、「私、夢を見ているんじゃないかな」っていまだに思いますよ。

高収入を得て、生活スタイルや行動範囲はどう変わりましたか？

レイヤーとしての活動の幅が広がりました。武器や衣装をオーダーメイドしたり、遠征費用を気にせず地方のイベントにも参加できるようになったり。クオリティの高い衣装が作れるようになって、コスプレの幅が広がったのが嬉しいですね。最近なんて、1つのコスプレ衣装にめちゃくちゃお金かけちゃって。でも、それで喜んでくれるお客さんを見ると、「あぁ、これで良かったんだ」って思えるんです。

平日と週末で、仕事の雰囲気や忙しさに違いはありますか？

新規さんが流れる数の多さでいうと、週末のほうが忙しいかな。でも客層的に面白いのが、アニメやゲームの新作が出るとみんなそっちに行っちゃうんですよ。最初は「なんで今日少ないんだろ」と思ってたんですが、新作ゲームの発売日とか、アニメの1話目・最終回の日だったんですよ（笑）私もその気持ちはわかるので、そのときはそっちに行ってます。「今日は○○の発売日だから配信お休みします！」って言うと、お客さんも「わかる～！」って感じで（笑）

チャットレディとして働く中で、最も苦労した経験はありますか？それをどう乗り越えましたか？

苦労……と思ったことはないかも。確かに試行錯誤の時期はありましたが、それも含めて楽しかったなって思います。多分、札束で何かしら乗り越えてますね!!

この仕事を始めてから、自分自身にどんな変化がありましたか？

好きなことを極めることが、自分の価値を高めることにつながるって気づけたことですね。「もっとオタクしていいんだ」って開き直れたというか。好きなことを仕事にして、それを認めてくれる人がいるんだ、と実感しています。

それと、オタクって、好きなことには饒舌だけど、それ以外は苦手……みたいなイメージありますよね。私もそうだったんです。でも、この仕事では色んなタイプのお客さんと話す機会があって、アニメやゲームの話から始まって、じょじょに他の話題にも広げていく練習ができたので、オタクでよかった！って心から思えるようになりました（笑）

この仕事を通じて得た、意外な気づきや発見はありますか？

一番意外だったのは、オタク知識って意外と汎用性が高いってことかな。最初は「アニメやゲームの話だけで大丈夫かな」って不安でしたが、実際はそれが色んな話に繋がるんですよ。永遠に続けてたら私、ウィキペディアみたいになっちゃうんじゃないですかね（笑）

チャットレディの仕事を続ける上で、モチベーションを保つコツは何ですか？

プライベートの衣装を捨てる前に、お仕事で1回だけ着ることかな。コスプレばっかりしてると、時々「素の自分」を見失いそうになるんですよね。だから、たまにプライベートの服を着ると、普通の自分を思い出せるっていうか。それが自分の中では意外と大事なんです。今日はプライベートのお洋服、なんて言うと、お客さんウケもよかったりしますし、いつもと違う話題で盛り上がれるからマンネリ防止にもなるんです。

これからの目標を教えてください。

いま好きなことで稼ぐ、っていうのは私の大きな目標です。でも、いつまでもコスプレできるわけではないので、チャットレディ引退後はVTuberデビューしてみたいですね。そのうち、内面で稼ぐ日が来ると思います！（笑）それまでは自分の好きなことをめいっぱい楽しみたいですし、どんな形であれ、自分の好きなことを仕事にし続けたいっていう気持ちは変わらないです！

NMR秋葉原店で働くことを考えている人に、最後に一言！

アニメ、ゲーム、コスプレが好きな人にとって、天国みたいなお店です！　あなたの「好き」が誰かの楽しみになって、しかもお金まで稼げちゃう、まさに「推しは推せるときに推せ」を体現できる場所です（笑）自分の「好き」が思いっきり爆発したらお金になるってちょっとおもしろいですよね。オタクの底力を試したい人、ぜひ一緒に頑張りましょう！

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秋葉原店

3月 16, 2020