最終更新日: 2025年12月24日
「配信で稼ぎたい」と考えたとき、主な選択肢は2つあります。ポコチャや17LIVEなどのライブ配信アプリで配信するか、チャットレディとして働くか。どちらも「自分の強みで勝負する」という点では同じです。画面の向こうの相手を楽しませ、その対価として収入を得ます。
ただし、稼ぎ方の構造はまったく違います。収入の仕組み、必要なスキル、稼げるようになるまでの道のりの違いを理解した上で、自分に合った方を選ぶのがベストです。
チャットレディとライブ配信アプリ、何が違う?
収入の仕組み(分給制 と 投げ銭)
チャットレディとライブ配信アプリでは、収入の発生する仕組みが根本的に違います。
| チャットレディ | ライブ配信アプリ | |
|---|---|---|
| 収入の仕組み | 分給制(接続時間×分給) | 投げ銭(ギフトの一部が報酬) |
| 報酬の発生条件 | お客さんと接続すれば発生 | 視聴者がギフトを投げれば発生 |
| 収入の安定性 | 接続時間に比例して安定 | 投げ銭の有無で大きく変動 |
チャットレディは、お客さんと接続している時間に対して、1分ごとに報酬が発生します。たとえば分給50円なら、60分接続で3,000円。接続さえすれば、確実に収入になります。
ライブ配信アプリは、視聴者が「投げ銭」(ギフト)を送ってくれたときに報酬が発生します。1時間配信しても、誰も投げてくれなければ収入はゼロ。逆に、たくさん投げてもらえれば大きく稼げます。
「配信した時間に対して確実に報酬が欲しい」ならチャットレディ、「一発当てたい」ならライブ配信アプリ、という違いがあります。
還元率の違い(30〜60% と 10〜30%)
お客さんが払ったお金のうち、どれくらいが自分の手元に入るか。この「還元率」も大きく違います。
| チャットレディ | ライブ配信アプリ | |
|---|---|---|
| 還元率 | 30〜60% | 10〜30% |
| 1万円分の売上で手取り | 3,000〜6,000円 | 1,000〜3,000円 |
ライブ配信アプリは、プラットフォームの取り分が大きいです。Apple・Googleのアプリストア手数料も引かれるため、還元率はどうしても低くなります。
同じ1万円をお客さんが使ってくれても、手取りが2〜3倍違う。この差は、長期的に見ると大きな収入差になります。
お客さんとの関係(1対1 or 1対多 と 1対多のみ)
配信のスタイルにも違いがあります。
ライブ配信アプリは、基本的に「1対多」の配信です。たくさんの視聴者に向けて配信し、その中の誰かが投げ銭をしてくれるのを待つ。視聴者が多ければ多いほど、投げ銭のチャンスが増えます。
チャットレディは、「1対1」と「1対多」を選べます。
- 2shotチャット:お客さんと1対1で会話。分給がそのまま報酬
- パーティーチャット:複数人が同時視聴。視聴者数×分給
「1人のお客さんと深く繋がりたい」なら2shotチャット、「盛り上げるのが得意」ならパーティーチャット。自分に合ったスタイルを選べるのがチャットレディの特徴です。
「何が強みになるか」が違う
ライブ配信アプリ:エンタメ性・企画力・歌・ダンス・トーク
ライブ配信アプリで人気を得るには、「見ていて楽しい」と思わせるエンタメ性が必要です。
- 歌が上手い
- ダンスができる
- トークが面白い
- 企画力がある(○○やってみた、など)
- ゲーム配信でうまいプレイを見せられる
「この人の配信、面白いから見たい」と思わせる「コンテンツ力」が求められます。視聴者は無料で見られるので、「見る価値がある」と思ってもらえないと、投げ銭どころか視聴者も集まりません。
YouTuberやTikTokerと競合する世界でもあります。すでに人気のある配信者がたくさんいる中で、新規参入して目立つのは簡単ではありません。
チャットレディ:会話力・雰囲気・親しみやすさ・距離感
チャットレディで求められるのは、「この人と話したい」と思わせる力です。
- 会話が心地いい
- 聞き上手
- 癒される声・雰囲気
- 親しみやすさ
- 適度な距離感
派手なパフォーマンスは必要ありません。お客さんと1対1で話して、「また来たい」と思ってもらえればいい。エンタメ性より「接客力」「コミュニケーション力」が重視されます。
「人前でパフォーマンスするのは苦手だけど、1対1で話すのは好き」という人には、チャットレディの方が向いているかもしれません。
「自分が何で勝負できるか」で選ぶのがベスト
どちらが優れているという話ではありません。求められるスキルが違うだけです。
| こんな人はライブ配信アプリ向き | こんな人はチャットレディ向き |
|---|---|
| 歌・ダンス・トークなど「見せるスキル」がある | 1対1の会話が得意 |
| 企画を考えるのが好き | 聞き上手、癒し系 |
| 大勢の前でパフォーマンスするのが好き | 少人数でじっくり話す方が好き |
| 「バズりたい」という野心がある | 「安定して稼ぎたい」という気持ちが強い |
自分の強みが活きる方を選ぶのが、稼ぐための近道です。
ノンアダルト・アダルトを選べるのはチャットレディだけ
ライブ配信アプリは基本ノンアダルト一択
ポコチャ、17LIVE、SHOWROOM、TikTok,インスタライブなど、一般的なライブ配信機能を持つアプリはすべて「ノンアダルト」です。露出や性的なコンテンツは規約違反になります。
つまり、ライブ配信アプリを選ぶ時点で「ノンアダルト」は決定事項。選択肢はありません。
チャットレディは自分の許容範囲で選べる
チャットレディには「ノンアダルト」と「アダルト」の選択肢があります。
- ノンアダルト:会話のみ。服を脱ぐ必要はない。精神的な負担が少ない
- アダルト:露出あり。その分、報酬は高め
どちらを選ぶかは完全に自分次第。「絶対にアダルトはしたくない」という人はノンアダルト専門サイト(ライブでゴーゴーなど)を、「抵抗がないから稼ぎたい」という人はアダルトを選べます。
最初はノンアダルトで始めて、慣れてきたらアダルトに挑戦する、という段階的な進め方もできます。
報酬を得ながら、「どこまでできるか」を試せる
「自分がどこまでできるのか分からない」という人でも、チャットレディなら実際にやりながら“自分の許容範囲”を確認できます。まずはノンアダルトで始めてみて、もう少し挑戦できそうなら範囲を広げる。やっぱり難しいと感じたら、ノンアダルトのまま続ければOKです。
ライブ配信アプリは基本的に配信内容の方向性が最初から決まりやすい一方で、チャットレディは「報酬をもらいながら、自分に合うジャンルを選んでいける」自由度があります。
収入で比較!チャットレディとライブ配信アプリ、どっちが稼げる?
初心者が最初の1ヶ月で稼げる金額
| チャットレディ | ライブ配信アプリ | |
|---|---|---|
| 初月の収入目安 | 3万〜10万円 | 0〜数千円 |
| 収入が発生する条件 | お客さんと接続すれば発生 | 投げ銭がなければゼロ |
チャットレディは、初月でも3万〜10万円程度は現実的に稼げます。接続時間に対して報酬が発生するので、配信すればするほど収入になります。
ライブ配信アプリは、最初の1ヶ月はほぼ収入ゼロという人が多いです。視聴者が少ないうちは、投げ銭してくれる人もいません。「最初の数ヶ月は無収入で耐える」覚悟が必要です。
3ヶ月続けた場合の収入差
| チャットレディ | ライブ配信アプリ | |
|---|---|---|
| 3ヶ月後の収入目安 | 10万〜30万円/月 | 数千円〜数万円/月(人による) |
| 収入の安定性 | 常連客がつけば安定 | バズるかどうかで大きく変動 |
チャットレディは、3ヶ月続ければ常連客がつき始めて、収入が安定してきます。月10万〜30万円は十分に現実的なラインです。
ライブ配信アプリは、3ヶ月経っても「まだ数千円」という人も珍しくありません。一方で、運よくバズれば一気に伸びる可能性もあります。ただし、それは一握りの話です。
「バズ型」か「積み上げ型」か
ライブ配信アプリは、収入が「伸びるかどうか」の振れ幅が大きい世界です。SNSで話題になったり、アプリ内のおすすめに載ったりすると、一気にフォロワーが増えて収入が跳ね上がることもあります。反対に、伸びるきっかけを掴めないと、収入がなかなか増えないまま続くこともあります。
一方、チャットレディは「コツコツ積み上げる」タイプ。ひとりずつ常連さんを増やしていけば、収入は着実に伸びていきます。派手な一発逆転は起こりにくいですが、地道に続けるほど結果がついてきやすいのが特徴です。
つまり、「一気に伸びる可能性に賭けたい」ならライブ配信アプリ、「安定的に積み上げたい」ならチャットレディ。収入の伸び方に、こうした違いがあります。
安全性で比較。チャットレディとライブ配信アプリ、どっちが安心?
ライブ配信アプリで起きた事件
ライブ配信アプリでは、配信者がストーカー被害に遭う事件が報道されています。
顔出し配信をしていれば、顔は不特定多数に知られます。SNSと連携していれば、本名や行動範囲が特定されるリスクもあります。「推しに会いたい」というファン心理がエスカレートして、自宅を特定されたり、待ち伏せされたりする事件も起きています。
最悪のケースでは、ストーカーによる殺傷事件も報道されています。アイドル活動をしていた女性がファンに刺された事件は、記憶に新しいでしょう。
チャットレディは「直接会わない」から安全?
チャットレディはお客さんと実際に会うことが一切なく、画面越しでやり取りする接客スタイルです。つまり、物理的な接触がない分、対面の仕事に比べてトラブルに巻き込まれるリスクを抑えやすいのが特徴です。
もちろん、顔出し配信をする場合は「顔を知られる」可能性はあります。ただ、ライブチャットサイトは基本的に成人男性が利用するクローズドなサービスで、SNSのように不特定多数へ拡散されるリスクは比較的低めです。
さらに多くのサイトでは、サイト外で連絡を取ったり実際に会ったりする行為が規約で禁止されています。お客さんに「会いたい」と言われても、「規約で禁止されているので」とルールを理由にきっぱり断れます。断るための“理由”が最初から用意されているので、精神的な負担が少ないのも安心材料です。
通勤型チャットルームなら身バレリスクもゼロ!
在宅でチャットレディをする場合、背景に映り込む物や窓から見える風景から、住所を推測されるリスクがゼロではありません。
通勤型の事務所を利用すれば、そのリスクもなくなります。事務所が用意したチャットルームは、身バレ対策が施された完全個室。背景から個人情報が漏れることもなく、生活音が入る心配もありません。
「身バレが心配」という人は、通勤型から始めるのも選択肢です。
こんな人はライブ配信アプリ向き
「アダルトは絶対NG」で「登録者1万人いける自信がある」人
ライブ配信アプリは、ノンアダルト一択です。「アダルトは絶対にしたくない」という強い意志がある人には、迷わずライブ配信アプリがおすすめです。
ただし、稼ぐためには視聴者を集める必要があります。「登録者1万人を目指せる」「バズる自信がある」という人でないと、収入を得るのは難しいです。
歌・ダンス・トークなど「見せるスキル」がある人
ライブ配信アプリで人気を得るには、「この人の配信を見たい」と思わせるスキルが必要です。
- 歌がうまい
- ダンスができる
- トークが面白い
- ゲームが上手い
- 企画を考えるのが得意
こうした「見せるスキル」がある人は、ライブ配信アプリで輝ける可能性があります。
こんな人はチャットレディ向き
「とにかく人数を集める」よりも、「1人と深くつながる」ほうが得意な人。
大勢の前で話したりパフォーマンスしたりするより、1対1でじっくり話すほうが好きな人には、チャットレディの働き方が向いています。2shotチャットなら、お客さんと1対1で落ち着いて会話できるので、「たくさんの人に見られると緊張してしまう」という人でも、自分のペースで話しやすいはずです。
「自分がどこまでできるか」を知りたい人
「自分がどこまでできるか」を知りたい人にも、チャットレディは向いています。「自分の強みがわからない」「どこまでできるか試してみたい」そんな気持ちがあるなら、まずは始めてみるのもアリでしょう。実際に配信してみると、お客さんの反応がそのままヒントになって、少しずつ“自分の強み”が見えてきます。最初はノンアダルトからスタートして、慣れてきたら自分のペースで範囲を広げていくこともできます。「やってみなければわからない」を、リスクを抑えながら試せる環境です。
ライブ配信アプリで稼げなかった人
「ライブ配信アプリを半年やったけど、全然稼げなかった」という経験を持つ人が、チャットレディに転向して稼げるようになるケースは珍しくありません。
ライブ配信アプリで稼げなかった理由の多くは、「視聴者を集められなかった」こと。しかし、チャットレディなら1人のお客さんと繋がれば収入になります。「人数を集める」のが苦手でも、「1人と深く繋がる」のが得意なら、チャットレディで活躍できる可能性があります。
収入の構造が違うので、ライブ配信アプリでダメだったからといって、チャットレディもダメとは限りません。
見学からでもOK!NMRグループの体験入店制度
まず「自分に合うかどうか」は、やってみないとわかりません。チャットレディには、報酬を受け取りながら試せる「体験入店」があります。NMRグループの1日体験なら、はじめてでも無理なく雰囲気を確認できます。
当日はスタッフが流れを丁寧に説明するので、いきなり“完璧に話す”必要はありません。見学だけの相談もできて、短時間からあなたのペースで進められます。



