最終更新日: 2025年12月19日
2025年9月、海外のアダルトライブ配信サイト「Stripchat(ストリップチャット)」を利用した配信をめぐり、運営関係者と出演者が逮捕・書類送検される事件が発生しました。「海外サイトだから日本の法律は関係ない」と思っていた人もいるかもしれません。しかし、日本国内から配信を行った場合、配信先が海外であっても日本の法律が適用されます。
では、なぜ逮捕に至ったのか。そして、違法リスクを避けながら安全に稼ぐには、何に注意すべきなのでしょうか。
Stripchat(ストリップチャット)とは?
Stripchatは、海外の有名アダルト動画サイト「xHamster」の運営会社が手がけるライブストリーミングプラットフォームです。世界中のパフォーマーがリアルタイムで配信を行い、視聴者はチャットやチップ(仮想通貨)を通じてやり取りできます。
日本からのアクセスや利用も可能で、Stripchatで配信して収入を得ている日本人もいます。ただし、ここで重要なのは「利用できる」ことと「合法である」ことは別の話だということ。日本国内から配信する場合、Stripchatがどれだけ大手のサイトであっても、日本の法律が適用されます。
【2025年9月】Stripchatで逮捕者が出た事案が発生
逮捕事案の概要
2025年9月、茨城県警は公然わいせつなどの疑いで、動画配信会社の代表取締役と社員の男性2人を逮捕しました。さらに、出演した21〜24歳の女性4人も書類送検されています。
容疑は、2025年5月にStripchatで性的な映像を計4回ライブ配信し、不特定多数の人に閲覧させたというもの。SNSで出演者を募集し、ホテルなどで配信を行っていたとされています。
参考:「ストリップチャット」で性的な映像ライブ配信疑い 男女6人摘発、1億円以上の収入か(産経新聞)
約1億円以上の収入、百数十回の配信
報道によると、この配信グループは2023年9月から百数十回にわたって配信を行い、約1億1500万円相当の収入を得ていたとのことです。
Stripchatでの収入は確かに魅力的に映るかもしれませんが、その収入を得る過程で法律に触れていれば、最終的には逮捕という結果になります。
出演者も書類送検に……
この事案で見逃せないのは、運営者だけでなく出演した女性4人も書類送検されているという点です。「事務所に言われたから」「自分は出演しただけ」という言い訳は通用しません。
さらに、この事案が発覚したきっかけは、出演をめぐるトラブルについて出演者2名が警察に相談したことでした。配信でのトラブルが捜査のきっかけになるケースもあるのです。
Stripchatでの配信が違法になる理由
日本から配信すれば日本の法律が適用される
「Stripchatは海外サイトだから、日本の法律は関係ないのでは?」
これは危険な思い込みです。配信先がどこであれ、日本国内から配信している以上、日本の法律が適用されます。Stripchatが海外で運営されていることと、日本から配信することが合法かどうかは、まったく別の問題です。
無修正配信は公然わいせつ罪に該当
日本の刑法では、公然とわいせつな行為をした場合、公然わいせつ罪として処罰されます。Stripchatのようなサイトで無修正の性的な映像を配信することは、この罪に該当する可能性が高いです。
Stripchatでは無修正での配信が当たり前のように行われていますが、日本国内から無修正で配信すれば、それは日本の法律に違反する行為です。「みんなやっているから大丈夫」ではありません。
Stripchat配信で起こりうるリスク
逮捕以外にも、Stripchatでの配信にはさまざまなリスクがあります。
通報・脅迫のリスク
Stripchatの視聴者は世界中にいます。配信中に無修正で性的な行為を見せた場合、そのシーンをスクリーンショットや動画に撮られる可能性があります。
そして、「これを日本の警察に通報する」と脅されるケースも考えられます。さらに悪質な場合、「画像を消してほしければ金を払え」と金銭を要求されるリスクも。海外の視聴者によるトラブルは、対処が非常に難しくなります。
録画・転載されても削除できないリスク
Stripchatのような海外運営のアダルトライブ配信サイトでは、配信内容を第三者に録画され、別のサイトへ無断転載されるリスクがあります。問題なのは、一度転載されてしまうと、削除対応が非常に難しい点です。
国内運営のライブチャットサイトであれば、日本の法律や運営会社を通じて削除依頼や対応を進められるケースがあります。しかし、Stripchatは海外企業が運営しているため、日本の法律が直接及ばず、削除申請をしても対応されない、あるいは時間がかかることが少なくありません。
その結果、自分の意思とは関係なく、映像が半永久的にネット上に残ってしまう可能性がある点は、Stripchat特有の大きなリスクだと言えるでしょう。
トラブル対応の難しさ
Stripchatは海外サイトのため、サポートとのやり取りは基本的に英語です。報酬の未払いやアカウントのトラブルが発生した場合、正確な意思疎通が難しく、解決に時間がかかることが予想されます。
また、日本との時差もあるため、急を要する対応が必要な場合でも、すぐにサポートを受けられない可能性があります。
個人情報のセキュリティ面でも懸念があります。登録時に提出した身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が漏洩した場合、不正利用されるリスクがあります。海外サイトであるため、日本の法律での対応が難しいケースもあります。
「海外サイトだから大丈夫」は危険な思い込み
今回の逮捕事案が示しているのは、「海外サイトだから安心」という考えがいかに危険かということです。
- Stripchatは海外サイトだけど → 日本から配信すれば日本の法律が適用される
- 運営者だけが責任を負うのでは → 出演者も書類送検された
- バレなければ大丈夫 → 出演時のトラブルがきっかけで発覚した
「規制が緩いから」「稼げるから」という理由でStripchatを選ぶことは、大きなリスクを伴います。逮捕されれば、収入どころではなくなります。
安全に稼ぐなら、国内サイト一択!
チャットレディとして安全に稼ぎたいなら、日本国内で運営されているライブチャットサイトを選ぶべきです。
国内サイトのメリット
- 法令遵守:日本の法律に基づいて運営されているため、ルールを守って配信すれば違法になることはない
- 日本語サポート:トラブルが発生しても日本語で相談できる
- 報酬の安定性:国内の信頼できる運営会社による振込なので、未払いリスクが低い
- セキュリティ:個人情報の管理も日本の基準で行われる
代表的な国内ライブチャットサイト
- FANZAライブチャット:会員数約1,900万人、業界最大級のプラットフォーム
- エンジェルライブ:会員数約299万人、ノンアダルトでも高単価
- ライブでゴーゴー:完全ノンアダルト専門サイト
これらのサイトは、日本の法律に則った運営を行っています。ルールを守って配信すれば、逮捕されるリスクはありません。
よくある質問
Q1: Stripchatで顔を出さずに配信すれば大丈夫?
顔を出さなくても、無修正の性的な映像を配信すること自体が公然わいせつ罪に該当する可能性があります。身バレを防げたとしても、違法行為であることに変わりはありません。
Q2: 事務所に所属していれば安全?
今回の逮捕事案では、事務所の代表者だけでなく出演者も書類送検されています。「事務所に言われたから」という言い訳は通用しません。所属する事務所がどのサイトを扱っているか、事前に確認することが重要です。
Q3: 国内サイトでも逮捕されることはある?
国内サイトであっても、ルールを破れば処罰される可能性はあります。ただし、FANZAライブチャットなどの大手国内サイトは、配信ガイドラインが整備されており、ルールを守って配信すれば違法になることはありません。
Q4: 安全に始めるにはどうすればいい?
まずは国内で運営実績のある大手サイト・事務所を選ぶことです。事務所に所属すれば、ルールの説明を受けながら安心して始められます。
逮捕のリスクなく、安心して稼げる環境を選ぼう
Stripchatでの配信は、たとえ高収入が見込めたとしても、逮捕というリスクを常に抱えることになります。実際に逮捕者が出たいま、「海外サイトだから大丈夫」という思い込みがいかに危険かは明らかです。
チャットレディとして稼ぎたいなら、国内で合法的に運営されているサイトを選ぶことを強くおすすめします。国内サイトであっても、FANZAライブチャットのような大手プラットフォームなら、会員数も多く、しっかり稼ぐことができます。
「どのサイト・事務所を選べばいいかわからない」という方は、まずは初心者向けの信頼できる登録先を確認してみてください。



