チャットレディから転職!職歴は履歴書にどう書くべき?これで解決!

チャットレディから転職!職歴は履歴書にどう書くべき?これで解決! スタッフブログ

就活や転職の際、自分の経歴をどう表現するかは誰もが頭を悩ませる問題です。特に、チャットレディという経験は、その性質上、どう扱うべきか迷うところ。「チャットレディとして働いていた期間、どう書けばいいんだろう……」と、履歴書を前に、ため息をついてしまいますよね。かといって、経歴をムリに言い換えるのも危険です。例えば、チャットレディの仕事を「IT系の仕事」と書いた場合、一時的には問題を回避できるかもしれませんが、そこにはこんなリスクがあります!

よくある経歴の言い換えは実は危険信号。職場のミスマッチが起こる可能性も……!?

IT系の仕事

IT系の仕事は非常に多岐にわたるため、採用側の期待と、あなたの実際のスキルにミスマッチが生じる可能性があります。IT系にあまり強くない企業の場合、あなたがExcel、Word、PowerPointなどが「得意」だと勘違いされてしまう可能性がありますし、実際は基本的な操作しかできないのに、複雑な作業を任されるかもしれません。「Excelが使える」と書いたものの、実際は複雑な関数を使うのは苦手だったり、ピボットテーブルの作成方法を知らなかったりするかもしれません。

また、PowerPointでプレゼン資料を作るのに、予想以上に時間がかかってしまうこともあるでしょう。「まあ、なんとかなるだろう」と楽観的に考えていると、特に職歴がチャットレディの専業経験のみの場合、正直実務でのつまずきが大きくなる可能性があります。

さらに厄介なのは、「PCスキルあり」という記載から、採用側があなたを即戦力だと期待してしまう可能性です。結果として、入社後に期待とのギャップが明らかになり、あなたも会社も不満を抱えることになりかねません。最悪の場合、仕事についていけずに早期退職……なんてことにもなりかねないのです。

事務職

IT系の仕事と同じく、事務職もパソコンスキルを必要とする代表的な職種です。履歴書に書いたはいいものの、実際の業務で求められるレベルとのギャップに戸惑う……そんな状況に陥る可能性も考えられます。IT系の仕事ほど専門的ではないにしても、パソコンスキルにはある程度の習熟度が求められます。

そして、いざ入社してみると……。

「えっ、VLOOKUP関数って何?」

「集計表?どうやって作るんだろう…」

「グラフの種類がたくさんあるけど、どれを選べばいいの?」

これでは、入社後に思わぬプレッシャーを感じることになるかもしれません。

データ入力

データ入力の仕事は、一見するとチャットレディの経験が活きそうな職種に思えるかもしれません。確かに、両方ともキーボードを使う仕事という点では共通しています。しかし、実際に求められるスキルレベルは、想像以上に高いことがあります。

求人サイトでデータ入力の求人情報を見ていると、「寿司打(https://sushida.net/)」というタイピング測定サイトで一定のスコアを達成することが応募条件になっているお仕事を見かけることがあります。

これは、データ入力の仕事が単にキーボードを叩けるだけでなく、高速かつ正確なタイピングスキルを要求していることを示しています。チャットレディの経験だけでは、このレベルのタイピング速度に達していない可能性があるのです。

特に、転職先としてデスクワークを考えている場合、自分のスキルレベルを客観的に把握できる情報があると非常に役立ちます。実際に「寿司打」などのタイピング測定サイトで、自分のスコアを確認してみるのも良いでしょう。

*なお、スタッフが寿司打に挑戦してみたところ、高級10,000円コース【普通】で、2,780円分 お得でした!(速度:4.9key/秒、ミス:33key)スタッフの記録を超えた方、拍手……!

体調不良

チャットレディの仕事は夜型の生活リズムになりがちですよね。そこから昼職の仕事に転職しようとする時、この生活リズムの変化をどう説明すればいいのか、多くの人が悩みます。

実際、チャットレディと正社員の仕事では、求められる生活リズムが大きく異なります。正社員の仕事は、通常、決まった時間に出勤し、規則正しい生活を送ることが求められます。この違いは、採用担当者にとって懸念材料となる可能性があるのです。

まず、昼職の採用担当者の立場で考えてみると、「生活リズムにうまく適応できるだろうか」「体調を崩しやすいのではないか」といった不安を抱く可能性があります。こうした懸念が、せっかくのチャンスを逃す結果につながってしまうかもしれません。
しかし、この状況を前向きに捉え直すことで、むしろ強みにすることができます。例えば、「外に出て働きたくなった」「健康的な生活リズムを目指したい」といった表現を使うと、積極的に環境を変えようとしている姿勢をアピールすることができます。

チャットレディのこと、履歴書には正直に書くべき?隠すべき?

「チャットレディって書いたらダメなのかな」

「隠した方がいいのかな?」

確かに、ノンアダルトだったとしても、チャットレディの経験をそのまま履歴書に書くのは、少し勇気がいるかもしれません。でも、この経験を完全に隠してしまったら、まず大きな空白期間ができてしまいますよね。これは採用担当者に「この期間、何をしていたんだろう?」という疑問を抱かせかねません。

また、長期間のブランクがあると、採用担当者はその期間の理由をより詳しく知りたがることが多いです。そこで、チャットレディとしての経験を完全に隠すのではなく、適切に言い換えたり、その中で培ったスキルを強調することで、ポジティブに伝える方法を考えてみましょう。

チャットレディを別の言葉で伝えると? 経歴の言い換え例

ライブ配信者

いまは、TikTokやYouTubeなどのプラットフォームを通じて、個人でも収益を得られる時代です。チャットレディの経験を「ライブ配信者」として表現することもできます。ライブ配信者の経歴の例文としては、「ライブ配信者として活動。リアルタイムでの視聴者とのコミュニケーションスキルを磨き、毎日の配信で安定した収益を実現。新たなキャリアにチャレンジするため、活動を休止」といった表現も可能です。

個人事業主

チャットレディの仕事と並行して他の活動も行っていた場合、それらを前面に出すことで、多様なスキルを持つ個人事業主としての経歴を強調できます。

  • オリジナルグッズ(Tシャツなど)の販売
  • メルカリなどでの物販ビジネス
  • アフィリエイト
  • 同人作品の制作と販売
  • 音楽販売

このように、チャットレディとしての経験を直接的に明かさずとも、その間に培ったスキルや経験をアピールすることが可能です。

自分を知ることが転職成功のカギに

チャットレディから昼職等へ転職する際、重要なのは、これまでの経験から得たスキルを正確に把握して適切に表現することです。チャットレディとして働き、具体的に何が身についたか、それをリストアップしてみてください。コミュニケーション能力、時間管理スキル、臨機応変な対応力……。これらは、多くの職場で求められるスキルです。

履歴書や面接では、事実に基づいて自分をアピールすることが大切です。経歴の表現方法に工夫は必要ですが、嘘をつく必要はありません。むしろ、正直に自分の強みと弱みを認識し、それを転職先の仕事にどう生かせるかを考えることで、良い結果につながっていくでしょう!